軍鶏
しゃも異読 ぐんけい・シャモ
名詞
標準
game fowl
文例 · 用例
おれは軍鶏屋の廻し者じゃあねえ、そこら中の鶏を取って歩くものか。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
「ねえ、そうした電話が筒抜けに耳へ響くのは、事は違うが、鳥屋の二階で、軍鶏の鳴声を聞くのと肖ている。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
そのいわゆるずっとというのは軍鶏なんじゃろ、しからずんば鰻か。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
「非ず、私が欲する処はの、熊にあらず、羆にあらず、牛豚、軍鶏にあらず、鰻にあらず。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
譬へば敵の毛羽艶やかに峨冠紅に聳えたる鶏の如く、此方は見苦しき羽抜鳥の肩そぼろに胸|露はに貧しげなるが如くであつたが、戦つて見ると羽ふくよかなる地鶏は生命知らずの軍鶏の敵では無かつた。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
へへん、)と云って、取巻の芸妓徒の顔をずらりと見渡すと、例の凄いので嘲笑って、軍鶏が蹴つけるように、ポンと起きたが、(寄越せ、)で、一人|剥いていた柿を引手繰る、と仕切に肱を立てて、頤を、新高に居るどこかの島田|髷の上に突出して、丸噛りに、ぼりぼりと喰かきながら、(留めちまえ、)と舞台へ喚く。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
」まづは安心と軍鶏屋の小父さん胸をさすればキヤベツまでほつと息する葉の光。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
白須賀は旧街道、朱の鶏冠ふりたてて軍鶏の居れども。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
作例 · 標準
彼は軍鶏を飼育しており、その勇ましい姿は見事だ。
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軍鶏鍋は、歯ごたえのある肉が特徴の郷土料理だ。
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祭りの会場では、軍鶏の鳴き声が響き渡っていた。
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