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挙市

こいち
名詞
1
標準
文例 · 用例
これが彼の出世の端緒で、宋の朝廷に登庸されて、遂に泉州の提擧市舶となつた。
桑原隲藏 蒲壽庚の事蹟 青空文庫
果して蒲壽庚が海寇撃退の功によつて、提擧市舶となつたものならば、そは景炎元年より約三十年前の理宗の淳祐年間(西暦一二四一―一二五二)でなければならぬ。
桑原隲藏 蒲壽庚の事蹟 青空文庫
然らずば、海寇撃退の事件以前から蒲壽庚は早く提擧市舶の職に在つたものと認めねばならぬ。
桑原隲藏 蒲壽庚の事蹟 青空文庫
『重纂福建通志』卷九十に、泉州の歴代の提擧市舶を列載してゐるが、淳祐の末年以後の提擧市舶としては、蒲壽庚一人を掲ぐるにすぎぬ。
桑原隲藏 蒲壽庚の事蹟 青空文庫
蒲壽庚一人が淳祐以後宋末まで、久しく提擧市舶の職に在つたことを、保證する樣に思はれる。
桑原隲藏 蒲壽庚の事蹟 青空文庫
提擧市舶は蕃商即ち外國の貿易商人との交渉に當るから、種々役徳が多い。
桑原隲藏 蒲壽庚の事蹟 青空文庫
三十年も長く提擧市舶の位置を占め、時に或は自分の手で海外通商を營んだかとも疑はるる蒲壽庚の富有は設想するに難くない。
桑原隲藏 蒲壽庚の事蹟 青空文庫
海寇撃退の功によつて出身した蒲壽庚は、南宋の末には福建按撫沿海都制置使に昇進して、尚ほ提擧市舶をも兼ねた。
桑原隲藏 蒲壽庚の事蹟 青空文庫