長嘆
ちょうたん
名詞動詞-サ変
標準
deep sigh
文例 · 用例
一日辻潤來り、わが生活の荒蕪を見て唖然とせしが、忽ち顧みて大に笑ひ、共に酒を汲んで長嘆す。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
それ故正成の戰死した時、彼は天を仰いで長嘆し、「爾後また誰れと共に語らん!
— 萩原朔太郎 『足利尊氏』 青空文庫
白糸はしばらく沈吟したりしが、「あなた、こんなことを申しちゃ生意気だけれど、お見受け申したところが、馬丁なんぞをなさるような御人体じゃないね」 馭者は長嘆せり。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
君達がなにもしないでその通りでいれば、いわゆる「雪は秦嶺に横たわり、雲は藍関を擁する時」(韓愈左遷の詩・王維)に至って長嘆息して万事休すになるのである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
次から次へと騒動を起させながら音も香もなくトロトロと消え失せて行った腕前の如何に超人的なものであるかを想像させられて、私はいよいよ驚愕、長嘆させられてしまった。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
すると次兄は、「ああ、こんなにおいしいものが世の中にあるのか」と長嘆息した。
— 原民喜 『原爆回想』 青空文庫
今はそのヨハンネスにさえなれぬ身だと思って長嘆した。
— 田山花袋 『蒲団』 青空文庫
恐らく、そんな人間は一人も居ないであろう事を確信しつつ、落第を覚悟して提出したものであったが、意外千万にも、それが学部長閣下と、斎藤先生に推薦されたという事を聞いて、長嘆これを久しうした。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
作例 · 標準
試合に敗れたキャプテンは、悔しさに顔を歪め、長嘆した。
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目標達成が困難であることを悟り、彼は深いため息、つまり長嘆をついた。
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「あーあ、また失敗しちゃった。もう長嘆するしかないよ。」
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