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さやさや

さやさや
副詞副詞-と
1
標準
soft, light rustling (e.g. leaves in the wind)
文例 · 用例
たうもろこしの葉が、風にさやさやと騷ぐのも、ながなか優雅なものである。
太宰治 金錢の話 青空文庫
谷風がさやさやと、川楊の葉に衣擦れのような音をさせて通行する、雲はずんずん進行して、山の緑は明るくなったり、暗くなったりする。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
駅は田畑の真中に在って、三島の町の灯さえ見えず、どちらを見廻しても真暗闇、稲田を撫でる風の音がさやさや聞え、蛙の声も胸にしみて、私は全く途方にくれました。
太宰治 老ハイデルベルヒ 青空文庫
」「今朝ほど、背負上を高くいたして、草鞋を穿きましてね、花籃を担ぎました、容子の佳い、美しい姉さんが、あの小さなお扇子を手に持って、」と言懸ると、何と心得たものか、紳士は衣袋の間から一本|平骨の扇子を抜出して、胸の辺りを、さやさや
泉鏡花 黒百合 青空文庫
さやさやした風が横手の竹薮を吹いて、広前の砂の上に落ちた。
平出修 夜烏 青空文庫
愛子が身じろぐごとにさやさやと衣ずれがして、香料の薫りが快く俺の官能をそそる。
平出修 畜生道 青空文庫
さやさやと葎を分けて、おじいどうした、と摺寄ると、ああ、宰八か助けてくれ。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
その麓まで見通しの、小橋の彼方は、一面の蘆で、出揃って早や乱れかかった穂が、霧のように群立って、藁屋を包み森を蔽うて、何物にも目を遮らせず、山々の茅薄と一連に靡いて、風はないが、さやさやと何処かで秋の暮を囁き合う。
泉鏡花 海の使者 青空文庫
作例 · 標準
そよ風に葉がさやさやと揺れる音は、平和そのものだった。
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窓辺で、竹林のさやさやという音に耳を澄ませた。
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松林を渡る風の音は、心地よいさやさやだった。
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さやさや(さやさや) — 幻辞.com