鎧袖一触
がいしゅういっしょく
名詞
標準
(beating someone) hands down
文例 · 用例
肉体が疲れて意志を失ってしまったときには、鎧袖一触、修辞も何もぬきにして、袈裟がけに人を抜打ちにしてしまう場合が多いように思われます。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
)けれども、極めてイージーにナチユラリズムを卒業して来たと考へてゐる人たちの考へる程、それは鎧袖一触の値しかないものだらうか?
— 平林初之輔 『エミイル・ゾラの文学方法論』 青空文庫
三 鎧袖一触 日本のやくざは親分|乾児の間に仁義があって、親分は乾児を引立て、乾児は親分を立て、それで、だんだんに勢力を得、同輩同職に対しては、競争する。
— 国枝史郎 『世界の裏』 青空文庫
ABCD包囲陣などを日本に向かってやった所で…… 鎧袖一触さ!
— 国枝史郎 『世界の裏』 青空文庫
木の根や草の芽は鎧袖一触であった。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
鮭かも知れないと思う途端に、沖へのして、太い人造を鎧袖一触という威勢で切って行ってしまった。
— 佐藤垢石 『河鱸遡上一考』 青空文庫
万々一これに仕掛けて、一万両を奪い取るとしたら、名もなき草賊どもは、百人掛っても鎧袖一触でしょう。
— 怪盗系図 『銭形平次捕物控』 青空文庫
すべてのへりくつは論理の鎧袖一触で解決される。
— LE DERNIER JOUR D'UN CONDAMNE 『死刑囚最後の日』 青空文庫
作例 · 標準
「ふん、あんな新兵など鎧袖一触だ」とベテラン兵士は鼻で笑った。
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圧倒的な戦力差を前に、敵軍の防衛線は鎧袖一触に打ち破られた。
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チャンピオンの強さは本物で、挑戦者はわずか数秒で鎧袖一触にされた。
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