宮址
きゅうし
名詞
標準
文例 · 用例
高千穂河原とは、往昔、高千穂噴火によって焼失した霧島神宮の古宮址なのである。
— 豊島与志雄 『高千穂に思う』 青空文庫
今はこの古宮址の上手に、古式の祭壇が設けられている。
— 豊島与志雄 『高千穂に思う』 青空文庫
○春過ぎて夏|来るらし白妙の衣ほしたり天の香具山 〔巻一・二八〕 持統天皇 持統天皇の御製で、藤原宮址は現在高市郡|鴨公村大字高殿小学校隣接の伝説地土壇を中心とする敷地であろうか。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
大和國高市郡鴨公村の藤原宮址を訪うたとき、その發掘地から計らずも胡桃などを拾ひ、人麿時代の胡桃だとおもふと慕古の情に堪へがたいこともあつたが、そのあたりから形のよい小石を拾ひ、飛鳥川原の小石だとおもふと、これもまた棄てがたくて持ち歸つて居た。
— 齋藤茂吉 『燒跡』 青空文庫
この像は聖徳太子の宮址にある夢殿の本尊であり、また長く秘仏として伝えられたために保存もよく、飛鳥彫刻の代表作とされ、止利様式の完成されたものとも解せられている。
— 野間清六 『百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒』 青空文庫