蒸しパン
むしパン
名詞
標準
steamed bun
文例 · 用例
」 ブドリはもうやけになって、だまってその男のよこした蒸しパンをむしゃむしゃたべて、またまりを十ばかり投げました。
— 宮沢賢治 『グスコーブドリの伝記』 青空文庫
下の男の子には、粉ミルクをといてやっていたのですが、ミルクをとくにはお湯でないと具合がわるいので、それはどこか駅に途中下車した時、駅長にでもわけを話してお湯をもらって乳をこしらえるという事にして、汽車の中では、やわらかい蒸しパンを少しずつ与えるようにしていたのです。
— 太宰治 『たずねびと』 青空文庫
ところがその蒸しパンも、その外皮が既にぬらぬらして来て、みんな捨てなければならなくなっていました。
— 太宰治 『たずねびと』 青空文庫
」「蒸しパンでもあるといいんだがなあ。
— 太宰治 『たずねびと』 青空文庫
」 その私の絶望の声に応ずるが如く、「蒸しパンなら、あの、わたくし、……」 という不思議な囁きが天から聞えました。
— 太宰治 『たずねびと』 青空文庫
たくさんの蒸しパンが包まれているらしい清潔なハトロン紙の包みが、私の膝の上に載せられました。
— 太宰治 『たずねびと』 青空文庫
やはり一組の酔っぱらい客があり、どうせまた徹夜になるのでしょうから、いまのうちに私たちだけ大いそぎで、ちょっと腹ごしらえをして置きましょう、と私から奥さまにおすすめして、私たち二人台所で立ったまま、代用食の蒸しパンを食べていました。
— 太宰治 『饗応夫人』 青空文庫
第三十六 蒸しパン パンは古い方がよいと申しても二、三日過ぎて固くなったのはそのままで食べられません。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫
作例 · 標準
朝食に、ふわふわの蒸しパンとコーヒーを用意した。
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コンビニエンスストアでは、色々な種類の蒸しパンが売られている。
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子供の頃、母が手作りしてくれた蒸しパンの味が忘れられない。
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