最後を飾る
さいごをかざる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to cap off
文例 · 用例
牢内で役附の者どもは彼の最後を飾るべく、新しい麻の帷子に新しい汗襦袢と新しい帯と新しい白足袋とを添えて贈った。
— 岡本綺堂 『拷問の話』 青空文庫
ところが尚以上の数点の『変つた絵』を氏の最後を飾るものではないと断言できる。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
文人としての二葉亭の最後を飾るに足る傑作である。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
今宵こうしているまも、山一つ超えた会津では、武道の最後を飾るために、いずれも必死となって籠城の準備の最中であろうわ。
— 佐々木味津三 『十万石の怪談』 青空文庫
その時親友のギーウに、自分の武人としての最後を飾るのは往年白魔をカスピアン沿岸で討った事蹟だと洩したことは、王の耳にも入っていた。
— 宮本百合子 『古き小画』 青空文庫
ここで中食して一時間休憩したのはよいが、忘れるといけないからと殊更に注意して、手近の灌木の上に載せて置いた武田君持参の唯一の提灯を、其|儘むざと忘れてしまったのは、失錯続きの此行の最後を飾る為の天意であったと諦めても、諦め切れない程の困難に遭おうなどとは誰が知ろう。
— 木暮理太郎 『初旅の大菩薩連嶺』 青空文庫
殊に後者は山が日本北アルプスの中枢にあるだけに、此時代に於ける開山の最後を飾るにふさわしい掉尾の業績であった。
— 木暮理太郎 『山の今昔』 青空文庫
八ヶ岳の裾野のように黄蓮華、躑躅が原を彩り、藤の房が垂れ、鈴蘭が匂い、桜草が咲き、鶯が囀り、郭公が鳴いている晩春の風情も情緒ゆたかなものであるが、高く澄み透った空にふさわしい、今年の最後を飾る寂しくも華やかである高原の色どりに、限りなき感興を覚えるのである。
— 木暮理太郎 『高原』 青空文庫
作例 · 標準
彼の引退試合は、見事なホームランで最後を飾った。
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このプロジェクトの最後を飾るプレゼンテーションは、大成功だった。
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花火大会の最後を飾る巨大なスターマインに、観客から大きな歓声が上がった。
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