水入らずで
みずいらずで
表現
標準
privately
文例 · 用例
家を一軒持って二人が水入らずで暮せる様になりたいって……」 「今度は三人よ」 「そうか、そうだったな」 「女の子かしら」 「男の子、嫌いかい?
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
お民さん、貴女がこうやって遊びに来てくれたって、知らない婦人が居ようより、阿母と私ばかりの方が、御馳走は届かないにした処で、水入らずで、気が置けなくって可いじゃありませんか。
— 泉鏡花 『女客』 青空文庫
三風居・街のひゞきも見おろして母子の水入らずで 淡々居・松に糸瓜も、生れてくる子を待つてをられる 阿弥坊居・カンナもをはりの、秋がきてゐる花一つ 十月二日 十一月一日行乞のつかれと酒の酔とでぐつすり寝た。
— 広島・尾道 『行乞記』 青空文庫
」 久しぶりで親子水入らずで、お茶を呑みバナナを食べながら、そんな話をしているうちに風呂の支度が出来、均平は裏梯子をおりて風呂場へ行った。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
その夜は叔母の家でおそくまで、母と叔母と私と三人、水入らずで、話をした。
— 太宰治 『帰去来』 青空文庫
」 私と庄亮とは、自分たちの談話室のソファに凭りかかって、それこそ水入らずで、また沢庵をかりかり噛んだ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
「この方が水入らずでいい、わ」と、お袋は娘の顔を見た。
— 岩野泡鳴 『耽溺』 青空文庫
子供もなく夫婦二人きり全くの水入らずでほんとうに小ぢんまりとした、そうして几帳面な生活をしている」といったような意味のことであったと思う。
— 寺田寅彦 『俳諧瑣談』 青空文庫
作例 · 標準
熱戦が続き、ついに水入りとなった。
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水入り後も、両者の激しい攻防が続いた。
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この相撲は、水入りを挟んで30分以上も続いた。
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