無口
むくち
形容動詞名詞-の形容詞名詞頻度ランク #20234 · 青空 878 例
標準
taciturn
文例 · 用例
どういふつもりで付けたのかまだ訊ねてみないが、僕が勝手に想像する所では、無口でそつとしておいて貰ひたい男が、誰でもが多かれ少なかれ感じてはゐても余りに底深い、流れだとして殆んど全く触れないで過ぎる態の非情を、人目にも立たず浚渫してゐるといつた風の心得であらうと思ふ。
— 中原中也 『詩集 浚渫船』 青空文庫
三造の多くの友は、三造が外で無口だから家では可なり話すのだらうと思つてゐる。
— 中原中也 『青年青木三造』 青空文庫
こまつたね、話がないんだ、と言つて笑ふと、娘さんは、私の窮屈がつてゐるのを察して、男は無口なはうがいい、と言ひ置いてさつさと部屋から出て行つて呉れた。
— 太宰治 『九月十月十一月』 青空文庫
若い時から無口であつて、ただ、まじめに家事にいそしんでゐる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
」「さう言へば、まあ、さうだが、」と浦島はさらに櫻桃の酒を調合して飮み、「あのお方は、何かね、いつもあんなに無口なのかね。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
おれをこんな無口な男にさせたのは、お前です。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
勢ひ、客も無口になる。
— 太宰治 『貪婪禍』 青空文庫
と、 今迄無口だった青年が立ちどまって更めて私に懇願の眼を向けました。
— 岡本かの子 『雪の日』 青空文庫
作例 · 標準
彼は普段無口だが、いざという時には的確なアドバイスをくれる。
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無口な性格の彼女が、今日は珍しく楽しそうに話していた。
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リーダーは無口ながらも、その行動でチームを引っ張っていった。
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ウィキペディア
無口(むくち)は、牛・馬・犬の飼育に用いる道具で、頭絡の一種である。寝張り(ねはり)。正式には「無口頭絡」といい、騎手が騎乗する際に用いる頭絡とは異なり、ハミや手綱はついていない。
出典: 無口 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0