湯元
ゆもと
名詞
標準
source of a hot spring
文例 · 用例
伊香保の浴客にとつて、日課的の散歩道となつてゐるのは、崖に沿うて湯元へ通ふ十数町の道であるが、その途中に橋があつて、そこから榛名へ登ることができる。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
この橋のあるあたりの小高い崖の上に、湯元ホテルとかいふ木造のホテル兼レストランがある。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
一と休みしてから湯元を見に出かけた。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
湯元迄行つた頃にはもう日が峯の彼方にかくれて、夕空の殘光に照らし出されて雜木林の色彩が實にこまやかに美しい諧調を見せて居た。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
此處の湯元から湧き出す湯の量は中々豐富らしい。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
車はやがて湯元に着いた。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
湯元は山奧の突き當りのやうな感じのする地であり、古風の湯宿と今樣の旅館とが入り交つてゐる温泉の香の高い小さな村であるが、何となく人をゆつたりと沈着かせてしまふやうなところが、實際山奧の湯村の氣分でもあらう。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
自分は湯元から金精峠を越えて沼田の方へ出たことがあるが、今はその頃よりは甚だ開けて、西澤金山などがその後開けたために、又群馬の方の菅沼等も遊覽地になつたために、道路は北へも西へも通じてゐて、實際に突きあたりの地では無くなつたのである。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
作例 · 標準
この温泉は、湯元から直接お湯を引いている。
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湯元に最も近い旅館に泊まった。
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湯元ならではの新鮮な温泉を楽しんだ。
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