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朝鮮芝

ちょうせんしば
名詞
1
標準
文例 · 用例
黄に枯れた朝鮮芝に赤い蒲団が干してある。
梶井基次郎 冬の日 青空文庫
それに非常な高給を払って、朝鮮芝居を一幕さし加えるということなどは、作者がかなり脳髄を絞っての計画に相違ありません。
道庵と鰡八の巻 大菩薩峠 青空文庫
「さすがに大尽の威勢は大したものだ、すばらしい御馳走をした上に、日本の土地では見ることのできない朝鮮芝居を見せてくれるそうだ、鰡八大尽でなければできない芸当だ、さすがにすることが大きい」 江戸市中はこの評判で持ち切ってしまいました。
道庵と鰡八の巻 大菩薩峠 青空文庫
それは園遊会も、朝鮮芝居も、無料で接待するものとばかり思っていたら、目玉の飛び出るほど高い場代を徴集するのでありますから、それで集まったものが、あっと二の足を踏みました。
道庵と鰡八の巻 大菩薩峠 青空文庫
無理はないのみならず、日本ではほとんど見ることができないと言われた朝鮮芝居を、こうしてそのまま持って来て、居ながらにして見せてくれるということは、並大抵の興行師などではできないことであります。
道庵と鰡八の巻 大菩薩峠 青空文庫
この園遊会も、余興も、朝鮮芝居も、ことごとく大成功でありました。
道庵と鰡八の巻 大菩薩峠 青空文庫
ここに哀れをとどめたのは道庵先生で、せっかく図に当った馬鹿囃子は、この園遊会と朝鮮芝居のために、すっかり圧されてしまいました。
道庵と鰡八の巻 大菩薩峠 青空文庫
そのうちにも何かしかるべき方案を考えて、朝鮮芝居以来の鬱憤を晴らしてやろうと、寝た間もそれを忘れることではありませんでした。
道庵と鰡八の巻 大菩薩峠 青空文庫