がったり
がったり
副詞副詞-と
標準
suddenly (esp. falling)
文例 · 用例
あの山は眠ったことがないから、醒めたこともないというような、澄した顔つきをしている、私たちとの距離は、いよいよ遠くなった、その間を煙のように、眼先を霧が立って、右へ往きそうになったり、左へ思い出して、転がったりしている。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
この曲線は上がったり下がったり、不規則な波状を画いているが、この波の一つの峰から次の峰までの文字数がかなり広い範囲内で色々に変っている。
— 寺田寅彦 『歌の口調』 青空文庫
古い『フィル・マグ』〔Philosophical Magazine〕の中から「首釣の力学」や「人玉について」などという論文を発見してひどく嬉しがったりしたのもその頃であった。
— 寺田寅彦 『科学に志す人へ』 青空文庫
レーノルズの全集をひやかしてこの異彩ある学者を礼讃してみたり、マクスウェルの伝記中にあるこの物理学者の戯作ヴァンパヤーの詩や、それを飾る愉快に稚拙なペン画を嬉しがったりした。
— 寺田寅彦 『科学に志す人へ』 青空文庫
妾達の列車が巴里盆地にさしかかると、佐野は何の理由もなしに、巴里を極度に嫌がって、バルセロナを懐しがったりして、女のように神経質になっていました。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
だが、第一回は、はずかしがったり、気をもんだりしたすゞと、トシ子が、うまく、やすやすとやりおおせた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
はね上がったり、すねを突いて、物置の奥へ手を突ッ込む拍子に、大褂児の裾から、フト軍服の※子がまくれ出た。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
さあ、春だ、うたったり走ったり、とびあがったりするがいい。
— 宮沢賢治 『イーハトーボ農学校の春』 青空文庫
作例 · 標準
階段を踏み外して、彼は派手にがったりと転んだ。
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疲労困憊で、彼女はソファにがったりと身体を預けた。
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突然の雷鳴に、子供たちはがったりと震え上がった。
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長年の夢が破れて、彼はがったりと肩を落とした。
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