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茶庭

ちゃてい異読 ちゃにわ
名詞
1
標準
teahouse garden
文例 · 用例
茶室、茶庭、茶器、掛物、懐石の料理|献立、読むにしたがって私にも興が湧いて来た。
太宰治 不審庵 青空文庫
氏郷と仲の好かった細川忠興は、茶庭の路次の植込に槙の樹などは面白いが、まだ立派すぎる、と云ったという程に侘の趣味に徹した人だが、氏郷も幽閑清寂の茶旨には十分に徹した人であった。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
今のように富限者が、山の手や郊外に土地をもっても、そこを住居にしていなかったので、蔵と蔵との間へ茶庭をつくり、数寄をこらす風流を楽しんでいた。
長谷川時雨 お墓のすげかえ 青空文庫
洗出の木目の立た高からぬ塀にかゝりて、盛はさぞと思はるゝ櫻の大木、枝ふりといゝ物好な一構、門の折戸片々いつも内より開かれて、づうと玄關迄御影の敷石、椽無の二枚障子いつも白う、苔井のきわの柿の木に唯一ツ、光程じゆくした實の重さうに見へる、右の方は萩垣にしきりて茶庭ら敷折々琴の昔のもるゝもゆかし。
長谷川時雨 うづみ火 青空文庫
産院は格子のはまつた暗い家で、陰氣臭いかまへであつたが、格子を開けると、右手の廊下の向うには、思ひがけない小ざつぱりした茶庭があつた。
林芙美子 風媒 青空文庫
石州の案出したと伝へる茶席・茶庭を見ても、やはり相当に、豪華過差の感を受ける。
折口信夫 文芸の力 時代の力 青空文庫
雲のどこかに月があるのか、この茶庭の敷き松葉を、一本一本照らしだしている。
こけ猿の巻 丹下左膳 青空文庫
麻布市兵衛町なるわが石田家の庭は、『名園図鑑』にも載った風雅な茶庭で、小径づくりの飛石のそこここに、鉄線、うずら梅、馬酔木、どうだん、山茶花などのつくりものを目だたぬように植えこみ、藪蔭の思いがけないところに、梔子や橘の蕾が、明日あたりは咲く、ゆたかなふくらみを見せていたりする。
久生十蘭 我が家の楽園 青空文庫
作例 · 標準
京都の古刹には、手入れの行き届いた美しい茶庭が広がっている。
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茶庭の飛び石を渡り、静かな茶室へと向かった。
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彼は自宅の裏庭に、小さな茶庭を作るのが夢だと言っていた。
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