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西南海

さいなんかい
名詞
1
標準
文例 · 用例
その語る言葉は、日本語にちがいなく、畿内、山陰、西南海道の方言がまじっていて聞きとりがたいところもあったけれど、かねて思いはかっていたよりは了解がやさしいのであった。
太宰治 地球図 青空文庫
又その所領の望みでも今は平家に縁故の多い西南海の所領を人々は目ざしたけれども新都に遠く離れた東北の庄園は誰も望むものはなくなってしまった。
鴨長明 現代語訳 方丈記 青空文庫
西南海の所領をのみ願ひ、東北國の庄園をば好まず。
鴨長明 方丈記 青空文庫
しかも予ての想像通り方言のごちやまぜで、畿内、山陰、西南海道の方言が主で、これを伊太利亜の巻舌で発音するから、ちよつと聞いては日本語のやうに思はれない。
――ヨワン・シローテの殉教―― イノチガケ 青空文庫
櫻島近海の島嶼中西南海中に於て今回の熔岩流下に沒したる烏島及び其東南の沖小島は共に文明年間の湧出に係り、沖島は角閃輝石安山岩より成れり、櫻島の東北海中に散布せる燃島(一名安永島)猪ノ子島、ドロ島、中ノ島、硫黄島、濱島の諸島は何れも安永八年大破裂の際新造せられたるものなり。
石川成章 櫻島噴火の概況 青空文庫