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応我

おうわれ
名詞
1
標準
文例 · 用例
岩井の絵の物の拡大は離れて見ては物の実感を一応我々に与へてくれる。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
探す以上は一応我々の常識と因襲を全部脱ぎ棄てて、白紙にかえつて探さねばならぬが、そんなことは容易にできることではない。
伊丹万作 わが妻の記 青空文庫
これは一応我輩に対する言訳のお世辞であるとのみ思うていたが、この人はその後、自国の家を引払って仏国の南部に家を構えた。
新渡戸稲造 真の愛国心 青空文庫
そこで一番困るのはこの荷物 で、書物も持って帰って、一応我が国人にこういう物を得て来たというて示さなければならん訳であるから、この書物類はすべて持って帰る。
河口慧海 チベット旅行記 青空文庫
そのワイゲルトという中尉の書いた記録や書翰の内容を一応我々に読んで下さって」と、エル・コメルシオ紙の記者ローペ・デ・トウリァ君が聞く、「その上で、一問一答の形式で御説明下さろうと……こうおっしゃるわけですな?
橘外男 ウニデス潮流の彼方 青空文庫
併し我等の僞善者といふ概念は、その外觀が一應我等を欺くに足るだけの尤もらしさを具へてゐる場合に特に剴切に通用する。
阿部次郎 三太郎の日記 第三 青空文庫