差し添え
さしぞえ
名詞
標準
short sword
文例 · 用例
それに初陣の時拝領した兼光を差し添えた。
— 森鴎外 『阿部一族』 青空文庫
彼は部屋の壁々に彼女の母の代りに新しい花を差し添えた。
— 横光利一 『花園の思想』 青空文庫
彼女は、燃え口からはみ出すほど、後から後から新な薪を差し添えた。
— 宮本百合子 『光のない朝』 青空文庫
橋詰には医者が附けられ、又土佐藩から看護人が差し添えられた。
— 森鴎外 『堺事件』 青空文庫
」 素早く団八の差し添えへ手をかけ、「可哀そうだねえ」「わーッ……わ、わ、わ、わッ」「もう一|抉り!
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
……ご存知の白須氏、桐島氏差し添え、これより直ちに駕籠をもって、冬次郎様お屋敷まで差し立てまする……つきましてはこれなる小箱一個、私より冬次郎様へのご進物、そなたの手よりお渡しくだされ、このようにご伝達くださりませ。
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
……差し添えを抜いた逆賊の走狗の、その差し添えで御胸元を二太刀!
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
そこへ、南の奉行所から差し紙が来たので、一空さま差し添えで蒼い顔を見せていた。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
作例 · 標準
武士は腰に刀と差し添えを帯びていた。
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彼は道着の帯に、護身用の差し添えを忍ばせていた。
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その差し添えは、祖父から代々受け継がれたものだという。
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