所司代
しょしだい
名詞
標準
文例 · 用例
所司代様だっても関白様だっても、お大尽にゃ一目おく程の御威勢なんだ。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
しかも、その取り巻の中には、公卿侍か所司代付きか、それともどこかの藩のお留守居番か、いずれにしてもれっきとした二本差が四人までも平身低頭せんばかりにしながら集っているのです。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
所司代付でも腕利と名を取ったお四ッたり様が、只でこんな馬鹿騒ぎをするもんかい。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
所司代詰の役侍と申さば、痩せても枯れても京一円の警備承わっている者共じゃ。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
では所司代付の役侍とか申したのは、真赤な嘘か」「いいえ立派な役侍なんです。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
ところがどうしたことか、それ以来めきめきと店が繁昌し出しましたんで、てっきりもうあの観音像の御利益と、家内の者にも拝ませねえほど、ひたがくしにかくして、虎の子のように大切にしている話を嗅ぎつけたのが、所司代のあの四人の野郎達なんです。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
御禁中警固、京一円取締りの重任にあるべき所司代詰の役侍が、その役柄を悪用して不埒を働こうとしているだけに許せないのです。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
対手が所司代付きとあらば、骨があるだけに、どうやらずんと退屈払いが出来そうじゃわい。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
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所司代(しょしだい)とは、室町幕府の役職で、侍所を統率する所司(または頭人 )の代官で、後には転じて京都の治安を管轄する地位となった。
出典: 所司代 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0