すうすう
すうすう
副詞副詞-と動詞-サ変
標準
sound of wind rustling through a crack
文例 · 用例
」などと、ひどくはしやいで、そのうちに、すうすう小さい鼾をかいて寢てしまつた。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
深く息をしながらやっぱりすうすう寢てゐます。
— 宮澤賢治 『氷と後光』 青空文庫
嘉吉は朝いつもの時刻に眼をさましてから寝そべったまま煙草を二、三|服ふかしてまたすうすう眠ってしまった。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫
息ばかりすうすうきこえました。
— 宮沢賢治 『手紙 四』 青空文庫
楢夫は目をつぶったまゝ一寸顔をしかめましたがまたすうすう息をしてねむりました。
— 宮沢賢治 『ひかりの素足』 青空文庫
網は時々風にやぶれたりごろつきのかぶとむしにこはされたりしましたけれどもくもはすぐすうすう糸をはいて修繕しました。
— 宮沢賢治 『洞熊学校を卒業した三人』 青空文庫
網は時々風にやぶれたりごろつきのかぶとむしにこわされたりしましたけれどもくもはすぐすうすう糸をはいて修繕しました。
— 宮沢賢治 『蜘蛛となめくじと狸』 青空文庫
浅草で母親が病んで歿る時、手を着いて枕許に、衣帯を解かず看護した、滝太郎の頸を抱いて、(お前は何でもしたいことをおしよ、どんなことでもお前にはきっと出来るのだから、)といったッきり、もう咽喉がすうすうとなった。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
作例 · 標準
素謡の澄んだ声が、静寂な稽古場に響き渡った。
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素謡は、囃子(はやし)や舞がない、歌唱のみの能の形式だ。
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彼の素謡は、感情がこもっていて、聴く者の心を打つ。
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