一寸先は闇
いっすんさきはやみ
表現
標準
no one knows what the future holds
文例 · 用例
沖で暴風でも吃ッた時には、一寸先は闇だ。
— 泉鏡花 『取舵』 青空文庫
人間にも恐らく眼に見えない運命の頸環が附いているのであろうが、人も知らず、我も知らず、いわゆる「一寸先は闇」の世を、何れも面白そうに飛び廻っているのである。
— 岡本綺堂 『一日一筆』 青空文庫
一寸先は闇の心地で、殆んど夢路たどる思ひである。
— 伊藤左千夫 『古代之少女』 青空文庫
馬車を待つ餘裕あるにつれて、傘を買ふか、買ふまいかと思案し、遂に買ふと決心して、番傘を買ひたるが、果敢なや、人間の智慧の一寸先は闇、馬車未だ沼田に著かざる前に、天氣は快晴となりたり。
— 大町桂月 『上州沼田より日光へ』 青空文庫
一、 卯の花の絶間敲かん闇の門 去来 闇夜に人の門を叩かんとするに、一寸先は闇うしていづくを門とも定めがたし。
— 正岡子規 『俳諧大要』 青空文庫
一寸先は闇、見えるものは生きてゐる自分の肉体だけであつてみれば、その肉体にまつはりつく一ヶ年の垢を眺めて見るのは、めでたくも切ない気持に相違なからう。
— 北條民雄 『一九三六年回顧』 青空文庫
だが、世の中は一寸先は闇である。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
私の持つてゐたものは『い、一寸先は闇』『ろ、論語讀みの論語知らず』『は、針の穴から天のぞく』『に、憎まれ子世にはびこる』『ほ、佛の顏も三度』等いふ類のものであつた。
— 土井八枝 『隨筆 藪柑子』 青空文庫
作例 · 標準
創業100年の老舗が突然倒産するなんて、まさに一寸先は闇だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
選挙の開票結果は最後までもつれそうだ。政治の世界は本当に一寸先は闇だね。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「怪我で引退か……。アスリートの人生、一寸先は闇とはよく言ったものだ」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview