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御事

おこと
代名詞
1
標準
you
文例 · 用例
御事情は私が見貫いております。
夢野久作 悪魔祈祷書 青空文庫
無名の青年 ――くわしくは今が始めてですが、そういうあなたの御事情は前から大分知って居ました――で、あなたは世の中は無常だから、愛までも信じられなくなったといわれるのですか?
岡本かの子 ある日の蓮月尼 青空文庫
御台所さまの御事でも申し上げませう。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
四日、己亥、晴、将軍家聊か御病悩、諸人奔走す、但し殊なる御事無し、是若し去夜御淵酔の余気か、爰に葉上僧正御加持に候するの処、此事を聞き、良薬と称して、本寺より茶一盞を召進ず、而して一巻の書を相副へ、之を献ぜしむ、茶徳を誉むる所の書なり、将軍家御感悦に及ぶと云々。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
実に人界不定のならひ、是非も無き御事とは申せ、想ひ奉るもいとかしこし。
幸田露伴 二日物語 青空文庫
「そんなことはありませんが、私は、家も無い、何も無い、姐の家に世話になって、それで、日間は親類の舗へ出ているものですから」「他に御事情がなければ、他に御事情があればなんですが、そんなことなら私の方でどうにでもいたしますから」 そう云って白娘子は顔をあげて小婢を呼んだ。
雷峯怪蹟 蛇性の婬 青空文庫
床の間に並べ有之候御|位牌三基は、某が奉公|仕りし細川越中守|忠興入道宗立三斎殿御事松向寺殿を始とし、同越中守|忠利殿御事妙解院殿、同肥後守|光尚殿御三方に候えば、御手数ながら粗略に不相成様、清浄なる火にて御焼滅下されたく、これまた頼入り候。
森鴎外 興津弥五右衛門の遺書(初稿) 青空文庫
某は当時|退隠相願い、隈本を引払い、当地へ罷越候えども、六丸殿の御事心に懸かり、せめては御|元服遊ばされ候まで、よそながら御安泰を祈念致したく、不識不知あまたの幾月を相過し候。
森鴎外 興津弥五右衛門の遺書(初稿) 青空文庫
作例 · 標準
例句
御事(おこと) — 幻辞.com