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丸字

まるじ
名詞
1
標準
rounded handwriting
文例 · 用例
『古今著聞集』承安二年五月二日東山仙洞で鶏合せされし記事に、無名丸、千与丸などいう鶏の名あり、その頃は美童や、牛、鷹同様、主として丸字を附けたらしい。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
――足柄郡曾我村五郎丸字|夜見、何処へ出るにも馬の背を借りずには街の灯も見ることも許されぬ人煙稀なる草深いところに、遊蕩的性格の持主である私が酒も飲まずに永い滞在が保たれてゐたのは、夙にこの社のスヾメ蜂の巣のお蔭であつたのだ。
「吾が昆虫採集記」の一節 夜見の巻 青空文庫
海野は仕込杖もて床をつつき、足蹈して口惜げに、「無神経極まるじゃあないか。
泉鏡花 海城発電 青空文庫
いやしくも軍人の鼻先で、屁をたれるとは非常識きわまるじゃないか。
太宰治 貨幣 青空文庫
おまえ、このごろ、やっと世間の評判も、よくなって来たのに、また、こんなぐうたらな、いろは歌留多なんて、こまるじゃないか。
太宰治 懶惰の歌留多 青空文庫
何か僕と、姉様と、不道徳な関係があるとでもいうことなんかね、それだと失敬極まるじゃあないか、え、姉様。
泉鏡花 化銀杏 青空文庫
海野は仕込杖以て床をつつき、足蹈して口惜げに、「無神経極まるじやあないか。
泉鏡花 海城発電 青空文庫
生身なら月代も日がたてば伸びるだろうし、あぶらあかもたまるじゃござんせんか!
袈裟切り太夫 右門捕物帖 青空文庫
作例 · 標準
彼女がノートに書く文字は、独特の丸みを帯びた丸字で、読む人に柔らかい印象を与える。
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「最近の若い子の書く丸字は読みづらくて困るよ、もっときっちり書きなさい」と年配の教師が嘆いた。
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80年代に流行したペンフレンドへの手紙には、装飾を施した可愛らしい丸字が溢れていた。
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