攻め手
せめて
名詞頻度ランク #4499 · 青空 23 例
標準
offense
文例 · 用例
何とかの方は攻め手でかんとかの方は防ぎ手だった。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
染帷に鞣革の襷、伯耆安綱の大刀を帯び、天九郎勝長の槍を執って、忠弥はひとしきり防いだが、不意を襲われたことではあり組織立った攻め手に叶うべくもなく、少時の後には縛に就いた。
— 国枝史郎 『正雪の遺書』 青空文庫
升田は自分の守備をお留守に、バタバタバタと敵を倒す攻め手を構想し、それに熱中し、酔っていたようだ。
— 坂口安吾 『明日は天気になれ』 青空文庫
「さあ、これからどうしたものだ……」 右衛門は前後へ眼を配りながら次の攻め手を考えた。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
それきり自身は、この奥の書院に端坐して、むずかしい問題で頭を捻っている時の習癖で、碁盤を前に、独り碁……と言っても、法どおり石を置いて、攻め手守り法を攻究しているのではない。
— 新版大岡政談 『魔像』 青空文庫
相手の明石五郎八は、調子が滑らかで滅法人触りのよい癖に、どこかに要領をつかませない、したたかなところがあるので、平次はいろいろ攻め手を考えては、こう捜りを入れてみたのです。
— 怪盗系図 『銭形平次捕物控』 青空文庫
一物一事も見落さぬ攻め手で、潮が砂地を侵蝕するやうな、根強い調べです。
— 母娘巡禮 『錢形平次捕物控』 青空文庫
錢形平次の出現で、自分の見込みを根底から引つくり返されたの業をにやして、この邊から新しい攻め手でお君を取つて押へ、自分の面目を立てようといふのでせう。
— 妹の扱帶 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
相手チームの堅い守備を前に、我々は有効な攻め手を見出すことができなかった。
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将棋の終盤戦で、彼は一気に勝利を決める鋭い攻め手を繰り出した。
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外交交渉において、相手の譲歩を引き出すための次なる攻め手を模索している。
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