針魚
はりよ異読 はりうお・ハリヨ
名詞
標準
Gasterosteus microcephalus (species of stickleback)
文例 · 用例
恰好のいい針魚のような肢体――それを包んだ黒ずくめの中から、白い顔と半襟の水色とがクッキリと浮出ていて、それが、四十女の情熱と反面の冷たい理智を感じさせる。
— 小栗虫太郎 『後光殺人事件』 青空文庫
海上遠く、青空映す友だちよ針魚よりも鋭い腰の短剣め!
— 仲村渠 『港に沈んだ鉄片の希望』 青空文庫
さて、……ちょうど、わらさの季節だから、削切りにして、前盛には針魚の博多づくりか烏賊の霜降。
— 菊香水 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
何のことかやはりよく分らない。
— 寺田寅彦 『ピタゴラスと豆』 青空文庫
堂のまん中へ立って高い色ガラスの窓から照らす日光を仰いで見るのはやはりよい心持ちがします。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
これだけの好意を人から寄せられるには、やはりよせられるだけのある物があったに相違ない。
— 寺田寅彦 『亮の追憶』 青空文庫
別に健康が悪いというのでもなさそうだが、気候の変り目はあの病気にやはりよくないのだろうね」 そういって園は静かに人見を見上げたが、その眼は人見を見ているというよりも、遠い千歳の方を見すかしているように見えた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
「他人の金を遣うのも、やはりよくないことなのだ」 そこで黄英が言った。
— 田中貢太郎 『黄英』 青空文庫
作例 · 標準
近所の小川で、小さな針魚の群れを見つけた。
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針魚は、体長が数センチほどの淡水魚だ。
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絶滅危惧種である針魚の保護活動が進められている。
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