垂乳女
たらちめ
名詞
標準
mother
文例 · 用例
ああ望なき人の子に、死は垂乳女の姿あり。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
故人住吉町の円喬師が、『垂乳女』の枕に、 縁は異なもの味なもの。
— 三代目 三遊亭金馬 『噺家の着物』 青空文庫
「もういいたらちめは卒業だ」 どの落語家もそうなまるようにやはり垂乳根をたらちめとなまって、ある日師匠助六が言った。
— 正岡容 『寄席』 青空文庫
少したらちめをほめてやったら、もう安心して芸が後戻りしやがる。
— 正岡容 『寄席』 青空文庫
なにを知ってる」「たらちめです」 真っ先に言った。
— 正岡容 『寄席』 青空文庫
「ななに」「たらちめ」「たらちめ?
— 正岡容 『寄席』 青空文庫
オイたらちめってオイ嫁さんがきて、元は京都の産にて姓は安藤、名は慶蔵ってあれだろう」「あれあれ。
— 正岡容 『寄席』 青空文庫
そんな馬鹿馬鹿しいたらちめが……駄目だよ、オイ」 柳美館はふき出した。
— 正岡容 『寄席』 青空文庫
作例 · 標準
古代の物語では、英雄を支える垂乳女の存在が重要視された。
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垂乳女の深い愛情が、子供たちを立派に育て上げた。
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その歌には、遠い地で暮らす垂乳女への思慕が込められていた。
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