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十王

じゅうおう
名詞
1
標準
ten rulers of the afterlife (who judge the dead and determine their placement in their next life)
文例 · 用例
五 十王殿附近に、汚ない、ややこしい、褌から汁が出るような街がある。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
中津は、洋車で十王殿へ乗りつけた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
十王殿も、館駅街も、多くの家が掠奪と破壊のために、ごたごたにひっくりかえされて見るかげもなくなっていた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
…… 彼の友達の中津が、まッさきに、侵入して掠奪した家は、十王殿に、バラバラの空骸となって残っていた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
彼は、以前の住居の十王殿附近をブラ/\歩いていた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
「君は豪傑だが、この夜更けに十王殿へ往って、左の廊下に在る判官をおぶってくることができるかね、できたなら皆で金を出しあって君の祝筵を開くよ」 その陵陽には十王殿というのがあって、恐ろしそうな木像を置いてあるが、それが装飾してあるので生きているようであった。
田中貢太郎 陸判 青空文庫
そのうえ夜になると両方の廊下から拷問の声が聞えるというので、十王殿に往く者は身の毛のよだつのがつねであった。
田中貢太郎 陸判 青空文庫
それが上元の日に十王殿に参詣したが、その日は参詣者が非常に多くて雑沓していた。
田中貢太郎 陸判 青空文庫
作例 · 標準
閻魔大王も十王の一人として死者を裁く。
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十王信仰は、日本の仏教美術にも大きな影響を与えた。
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死者は冥土で十王による審判を受けるとされる。
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