滝登り
たきのぼり
名詞
標準
(fish) climbing (swimming) up waterfall
文例 · 用例
村長様が、大囲炉裡の自在竹に掛った滝登りより、えッと大え。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
また、だが、滝登りもするものが、何じゃとて、笠の台に乗せられた。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
妹を餌に、鰌が滝登りをしようなんて。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
それから鯉の滝登り。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
君達も及ばぬ恋の滝登りに首尾よく及第しやうといふ僥倖党だから断念の為め話して聞かせやう。
— 内田魯庵 『犬物語』 青空文庫
登り鯉とか、出世の滝登りとか、勢いのいいためしに引く名ではあるが、二代|揃っての晴れ業は、新橋に名妓は多くとも、かつてなき目覚しいこととされた。
— 長谷川時雨 『一世お鯉』 青空文庫
銭札で大きなのは百|匁、五十匁、それから十匁、五匁、一匁、五分、三分、二分までがあって、その銭の額やその他の文字の外、七福神とか、鯉の滝登りとかが描いてあった。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
当時名代の孝行娘、たとい若旦那が、百|日お通いなすっても、こればっかりは失礼ながら、及ばぬ鯉の滝登りで。
— 邦枝完二 『おせん』 青空文庫
作例 · 標準
鯉の滝登りのように、困難な状況を力強く乗り越えて出世したいものだ。
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渓流を遡上する魚たちが、激しい水流に逆らって見事な滝登りを見せている。
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縁起物として、勇壮な勢いで描かれた「鯉の滝登り」の掛け軸を飾った。
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