計り
はかり
名詞
標準
文例 · 用例
人生計りがたく命數知りがたし。
— 萩原朔太郎 『追憶』 青空文庫
それを諸君に、計りたいんだが。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
故に人生を重んずる者は、かかる解決法を計り得ない。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
しかし人生を愛重するものは、いかなる代価を払っても信仰の上に立ちての解決を計り、神の為し給う所の正しきを証さなくてはならぬ。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
我らもまた苦悶を以て信仰の上に立ちて解決を計り、新しき光明に触れ、我のため、人のため、人類のために計らねばならない。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
少壮にして彼は社会の改善に心を労し、一度は仏国革命に投じて理想の実現を計りし英気|勃々たる青年であった。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
眼前の小利害にのみ齷齪せず、真に殖産工業の発達を計り、世界の進歩に後れぬようにしようと志す人は、もう少し基礎的科学の研究を重んじ、またこれを応用しようという場合には、少し気を永くしてあまりに急な成効を期待しないようにしなければならぬと思われる。
— 寺田寅彦 『物理学の応用について』 青空文庫
停車場迄來ると汽車はいま出た計りで、次の田端停り迄は一時間も待たなければならなかつた。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫