銅色
どうしょく異読 あかがねいろ・どういろ
名詞名詞-の形容詞多音語
標準
bronze color
文例 · 用例
茶どきと見え青い茶が乾してあったり、茶師の赤銅色の裸体が燻んだ色の町に目立っていた。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
私達は、この突然の闖入者の濃い髯でかくれた、中年の苦悩に刻まれた古銅色の顔、霜枯れた衣服の下で凍った靴に、死人のような膚が覗いているのを見た。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
ホテル・マンションには、青銅色の秋が訪れていた。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
あの美しい緑色は見えなくなって、※びたひわ茶色の金属光沢を見せたが、腹の美しい赤銅色はそのままに見られた。
— 寺田寅彦 『さまよえるユダヤ人の手記より』 青空文庫
支那人は、通りと同様に、赤銅色に塵埃をあびていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
半信半疑で警戒を怠らなかった赤銅色の売手は、店をたゝむひまもなしに、忽ち、中山服に取りまかれた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
いつもの通りの銅色の顔をして無心に藻草の中をあさっている。
— 寺田寅彦 『嵐』 青空文庫
銅色をした太陽が今ちょうど子午線を横切っているのだが、地平線からの高度が心細いように低い。
— 寺田寅彦 『夢』 青空文庫
作例 · 標準
夕焼けに染まった空は、美しい銅色をしていた。
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彼の肌は、日焼けで健康的な銅色に焼けていた。
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古い教会の屋根は、時を経て銅色に変化していた。
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