幻辞.com

深重

じんじゅう異読 しんちょう
形容動詞
1
標準
profound
文例 · 用例
かかりしとき医学士は、誓うがごとく、深重厳粛たる音調もて、「夫人、責任を負って手術します」 ときに高峰の風采は一種神聖にして犯すべからざる異様のものにてありしなり。
泉鏡花 外科室 青空文庫
わが朝は仏縁深重の地とあって、伊勢ノ国阿漕ヶ浦に流れ寄り、夜な夜な発する霊光。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
五濁深重の此岸を捨てて常楽我浄の彼岸へ渡りの舟。
岡本かの子 或る秋の紫式部 青空文庫
況や沙門|喬答摩(佛の事)其親族を王に誅盡されたから、其惡心のまゝにどんな深重の呪詛を爲るか知れぬとて、王を池中の一柱樓に住ませ避難せしめたと出るで分る。
南方熊楠 詛言に就て 青空文庫
「おゝ、さう――」 とフロラは深重に点頭いた。
牧野信一 ガール・シヤイ挿話 青空文庫
などゝ思ひながら、空を仰いで深重にフーフーと呼吸してゐた。
牧野信一 秋晴れの日 青空文庫
――そこで、音田は、凡ゆる激情を圧へて、大らかに胸を張り、深重に呼吸を吸ひ込み、いざや、川の流るゝ夢に吾を忘れて、巌の上の乙女の幻に酔ひ痴れたまゝ、余韻も長く口笛を吹きはぢめたのだ。
牧野信一 まぼろし 青空文庫
「何だか意味深重な手紙だねえ」 弟がそう云っている。
宮本百合子 電車の見えない電車通り 青空文庫
作例 · 標準
哲学者は、宇宙の存在の背後にある深重な意味について瞑想した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼の助けに対する彼女の感謝の気持ちは、言葉では表せないほど深重だった
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
その小説は、戦争が生存者に与える深重な感情的影響を探求した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
深重(じんじゅう) — 幻辞.com