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編述

へんじゅつ
名詞
1
標準
文例 · 用例
古今を一貫せる通史の編述こそは彼の一生の念願だったのだが、単に材料の蒐集のみで終わってしまったのである。
中島敦 李陵 青空文庫
同じ書に、録惟れ勤め、各部|頓に成るといってあるのを見れば、論定に継ぐに編述を以てしたのも、また当時の事であったと見える。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
霞亭の遺事は他日浜野氏が編述し、併て其遺稿をも刊行する筈ださうである。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
次にわたくしは彼笥を傾けて文書を借し、柬を裁して事実を報じ、編述を助成した諸友と、此等の稿を読んで著者の痴頑を責めなかつた少数の未見の友とに感謝する。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
記紀、風土記の編述と共に、忘れてならないのは「万葉集」の存在であらう。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
凡例三則     編述の躰裁は錯雑なり 吾人は序論に於て明治文学に三段落あることを論じたり。
山路愛山 明治文学史 青空文庫
編述の躰裁を整へんとせば、須らく筆を明治の初年に起し、福沢、西、中村等諸先生より論じ起すべきなり。
山路愛山 明治文学史 青空文庫
彼が日本外史の編述は当時に始れり。
山路愛山 頼襄を論ず 青空文庫