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文芸評論

ぶんげいひょうろん
名詞
1
標準
literary criticism
文例 · 用例
昭和五六年の頃より、つまり小林秀雄が文壇に現れて間もなくの頃より、文芸評論は頓に盛んになつて、現今猶益々盛んである。
中原中也 我が詩観 青空文庫
然るにその多くは、文芸評論といふよりも、文芸と一般世間の常識との関係を論じたものといふか、文芸と社会を連関させて論じたものといふか、兎も角文芸自体のことよりも、それと他の物との関係を論じたものである。
中原中也 我が詩観 青空文庫
(昭和八年十月『文芸評論』)
寺田寅彦 KからQまで 青空文庫
なお、小林秀雄氏の文芸評論はランボオ論以来ひそかに熟読した。
織田作之助 わが文学修業 青空文庫
最後は、京大講師でリルケやトーマス・マンの翻訳をしている文芸評論家の中山定二。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
「俺は読んだ、お前の友達の新著を――小林秀雄文芸評論を――」 と森君は書き出した。
牧野信一 卓上演説 青空文庫
近ごろの文芸評論家に心理家の多くなって来たことも、論理のこの盲点の点検家を社会が必要として来た結果にちがいないと思うが、しかし、近年最も作家の成長力を迷わせたものも、同時に作家の内部にある自意識という武器であった。
横光利一 スフィンクス(覚書) 青空文庫
その文芸評論の中で漱石は、ディフォーの「ロビンソン・クルーソー」を批評している。
――現代風俗の解剖―― 風俗の感受性 青空文庫
作例 · 標準
彼は大学院在学中に、日本の近代文学における身体表現に関する非常に優れた文芸評論を専門誌に発表し、史上最年少で権威ある評論家賞を受賞して注目を浴びた。
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趣味で個人のブログに熱量高く書き綴っていた海外SF小説の文芸評論がたまたま大手出版社の編集者の目にとまり、商業誌での本格的な連載がトントン拍子で決まった。
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文学フリマで見つけたその薄い同人誌は、オリジナル小説の掲載は一切なく、特定のマイナー作家の文体だけを執拗に分析したマニアックな文芸評論だけで構成されている異色の存在だった。
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ウィキペディア

文芸評論 は、文学を評論すること。文芸批評、または文学研究とも言うが、評論の対象や手法が多様なため、定義は曖昧である。小説家や作品に限らず文学とその周辺全般が扱われ、学際的な性格を持つ。研究対象の性格によっては、「文芸」または「文学」という呼称がふさわしくないこともある。

出典: 文芸評論 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0