紋帳
もんちょう
名詞
標準
family crest register
文例 · 用例
」 警部はポケットから指紋帳を出して較べていましたが、驚きと悦びの声をあげて、「彼奴の指紋だ。
— 海野十三 『赤耀館事件の真相』 青空文庫
諸家の紋帳の中でいちばん古いのは、『群書類従』に出ている「見聞諸家紋」であるが、これはその数がはなはだわずかである。
— 柳田國男 『名字の話』 青空文庫
徳川時代の『武鑑』や「紋帳」に顕われている紋の数も、その数が五六百を超えないのである。
— 柳田國男 『名字の話』 青空文庫
ここに自分は形と物体ということを言ったが、かつて近年の紋帳にある四五百種の紋について分類を試みてみたのに、その種類の存外に単純であることを感じた。
— 柳田國男 『名字の話』 青空文庫
そしてポケットから指紋帳を取り出して、手早く棍棒に印されてある指紋をとった。
— 山本周五郎 『謎の頸飾事件』 青空文庫
刑事は顫えている秋山紳士の指を握って、指紋帳の上に押しつけてから、棍棒に印されていた指紋を合せて見た。
— 山本周五郎 『謎の頸飾事件』 青空文庫
旗があって印のない間抜けがあるものか――昔の戦争は、この家々の紋所が皆ものを言ったのだ、さあ、諸大名の紋所――紋帳は無いか。
— 不破の関の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
訪問着を選ぶ際、自分の家の紋帳を確認して、それに合った柄を選ぶこともある。
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古い紋帳には、江戸時代の武家の家紋が詳細に記されていた。
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博物館で、貴重な紋帳が展示されており、多くの来場者の注目を集めていた。
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