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百度石

ひゃくどいし
名詞
1
標準
stone used as a marker for hundred times worship
文例 · 用例
玩具の刀をさげた小児がお百度石に倚りかかっている。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
今は跡形もありませんが、その頃|流行った瓦町の焙烙地蔵様の門前、お百度石の側で、同じ町内の糸屋の娘お駒が、銀簪に右の眼玉を突かれて、芸妓奴と同じように、無慙な死に様をしていたのです。
呪いの銀簪 銭形平次捕物控 青空文庫
それがなんの心願があっての夜詣りか知りませんが、焙烙地蔵のお百度石の下に、眼を突かれた無慙の死体になって発見されたのですから、江戸中の騒ぎは大変です。
呪いの銀簪 銭形平次捕物控 青空文庫
納め手拭に梅雨どきの風がうごかない…… 眼をかえすと、狛犬だの、ごしょぐるまだの、百度石だの、灯籠だの、六地蔵だの、そうしたもののいろ/\並んだかげに、水行場のつづきの、白い障子をたてたうちの横に葡萄棚が傾いている。
久保田万太郎 雷門以北 青空文庫
今は跡形もありませんが、其頃流行つた瓦町の焙烙地藏樣の門前、お百度石の側で、同じ町内の糸屋の娘お駒が、銀簪に右の眼玉を突かれて、藝妓奴と同じやうに、無慙な死に樣をして居たのです。
呪ひの銀簪 錢形平次捕物控 青空文庫
それが何んの心願があつての夜詣りか知りませんが、焙烙地藏のお百度石の下に、眼を突かれた無慙な死體になつて發見されたのですから、江戸中の騷ぎは大變です。
呪ひの銀簪 錢形平次捕物控 青空文庫
あれを背負わされちゃ、達者な蛸入道も一とたまりも無かったでしょうよ」「二階には誰と誰が居たんだ」「皆んな居たと言いますがね、――呑んで騒ぐから、小便持ちが悪くて、梯子段はお百度石の前ほどの賑わいだ。
春宵 銭形平次捕物控 青空文庫
大きなお社の鳥居の脇にはお百度石という石が立っていて、手に数取りの紙縒や竹の串をもって、脇目も振らずにそこと社殿とのあいだを、往き返りする人を毎度見かける。
柳田国男 母の手毬歌 青空文庫
作例 · 標準
寺の入り口にある百度石は、参拝者が祈りを捧げる回数を数えるのに使われる。
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祖母は、願いを叶えるために百度石の周りを毎日百回歩いた。
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百度石の前で、真剣な面持ちで手を合わせる人々の姿があった。
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