気の強い
きのつよい
形容詞
標準
strong-willed
文例 · 用例
あるちょっとした腫物を切開しただけで脳貧血を起して卒倒し半日も起きられなかった大兵肥満の豪傑が一方の代表者で、これに対する反対に気の強い方の例として挙げられたのは六十余歳の老婆であった。
— 寺田寅彦 『追憶の医師達』 青空文庫
寒気の強いのと、明日の天候が気になるので、眼がよく覚める。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
民さんが気の強い人ならきっと自殺をしたのだけれど、温和しい人だけにそれも出来なかったのだ。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
この女は水から出て来たのではあるまいかと思うと、気の強い女房も俄かにぞっとしたのである。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
気の強いのは、おのれ、凸助……いや、鼻ぴっしゃり、芋の葉を被っているけに、衣ものの縞柄も気のせいか、逢魔が時に茫として、庄屋様の白壁に映して見ても、どれが孫やら、忰やら、小女童やら分りませぬ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
其勇気は健気とも云うべきであったが、此種の冒険は気の強いばかりでは押通せるものでない。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
そんな理屈までは思い及ばぬにしても、お葉は気の強いと共に涙|脆い女であった。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
養父母の気にいられようと思って、悋気の強い女房こそ所望でございます、などと分別顔して言い出したばかりに、これは、とんでもない事になった、と今はひそかに後悔した。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は見た目は可愛らしいが、とても気の強い性格で、一度決めたことは最後までやり遂げる。
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小学生の息子は、気の強いクラスメイトによく泣かされている。
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あの会社の社長は気の強い女性で、困難な交渉も臆することなく進めていく。
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猫は気の強い動物だから、無理に抱っこしようとすると嫌がるよ。
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