出しにする
だしにする異読 ダシにする
表現動詞-サ変-する
標準
to use (as a tool) for one's own advantage
文例 · 用例
もう一杯というところで膳を取り上げ、もう一と幕と思うところで打出しにするという「節制」は教育においてもむしろ甚だ緊要なことではないか。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
才能といふものを、出し惜しみや、小出しにするといふケチな方法でなく長い画壇生活の間大切に保つといふことは少しはその才能の用ひ方に工夫といふものも要するではないだらうか。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
逆胴切りの詮議から先に手がけるなんてどじな洗い方は、せいぜいあばたのだんなぐらいにやらしておきゃたくさんですからね」「だから、ひとつ顔を洗い直して、今からその右門流を小出しにするかね」「今から?
— 村正騒動 『右門捕物帖』 青空文庫
今に五万石を小出しにするであろうと待っていたのじゃ。
— 身延に現れた退屈男 『旗本退屈男 第六話』 青空文庫
本藩に対してはその卑劣朝鮮人の如し斯う云えば私が如何にも高尚廉潔の君子のように見えるが、この君子の前後を丸出しにすると実は大笑いの話だ。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
髪を何時でも剥き出しにする習慣がどれ丈日本の女をみすぼらしくして居るか知れない。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
髮を何時でも剥き出しにする習慣がどれ丈日本の女をみすぼらしくして居るか知れない。
— 與謝野晶子 『巴里にて』 青空文庫
……犬のように這わせたり、魚のように裸体にしたり、牡丹の花弁を一枚一枚、はいでやったあげくに太い蕊を、むき出しにするように男の衣裳を、一枚一枚はいでもやったよ。
— 国枝史郎 『娘煙術師』 青空文庫