探梅
たんばい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
going out in search of plum blossoms
文例 · 用例
この探梅の探の語が面白し。
— 大町桂月 『久地の梅林』 青空文庫
珍らしや、裸男が末斑をけがし居る好文會の幹事より、吉野村探梅の事を報じ來たる。
— 大町桂月 『梅の吉野村』 青空文庫
梅と桜 何事にも走りを好む江戸ッ児の気性では、花咲かば告げんといいし使いの者を待つほどの悠長はなく、雪の降る中から亀戸の江東梅のとさわぎまわって蕾一つ綻びたのを見つけてきても、それで寒い怠いも言わず、鬼の首を取りもしたかのように独り北叟笑んで、探梅の清興を恣にする。
— 柴田流星 『残されたる江戸』 青空文庫
冬の詩の中には「雪中探梅」の作もある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
二月十八日畑田君見誘探梅以詩答之衰翁六十又加三 衰翁六十また三を加ふ、莫怪春來尚蟄庵 怪むなかれ春来尚庵にひそむを。
— 河上肇 『閉戸閑詠』 青空文庫
〔補〕上の因尾村に野生梅を探検するについては私の希望を満足さすべく特に山本義光氏(大分県史蹟名勝天然記念物調査会委員)の好意があったので、ここにその探梅行が実現せられ、そしてその東道の主人役を勤められた。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
立春の節近つきたる故にや日の光俄に明く暖気そぞろに探梅の興を思はしむ。
— 断膓亭日記巻之二大正七戊午年 『断腸亭日乗』 青空文庫
」 何遍となく、口に出してこう言った後、二、三日した探梅日和に、牛の御前の長命寺へ代々の墓詣りにとだけ言い遺して、丁稚に菓子折を持たせたまま瓦町は書替御役所前の、天王様に近い養家清水屋の舗を彼はふらりと出たのであった。
— 怪談抜地獄 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
作例 · 標準
「そろそろ梅の見頃だね。探梅に出かけようか。」と妻が誘った。
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毎年、旧暦の正月に、寒空の下で梅の花を探すのが我が家の習慣だ。
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春の訪れを告げる梅の花を探しに、古都の庭園を散策する。
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