白膠木
ぬるで異読 ぬりで・ぬで・ヌルデ
名詞
標準
Chinese sumac (Brucea javanica)
文例 · 用例
束髪にして打もの執って従軍されましたが、敵勢が盛んなるを御覧になって、仏天の加護を得ずんば願成り難しと、白膠木を取りて四天王の像を作り、これを頂髪に籠められて、それから馳せ向われたと、伝えられております。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
他に先立つて際どく燃えるやうになつた白膠木の葉が黒い土と遠く相映じて居る。
— 長塚節 『土』 青空文庫
雑木林の楢に絡む自然薯の蔓の葉が黄になり、藪からさし出る白膠木が眼ざむる様な赤になって、お納戸色の小さなコップを幾箇も列ねて竜胆が咲く。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
常見てはありとも見えぬ辺に、春来れば李や梅が白く、桃が紅く、夏来れば栗の花が黄白く、秋は其処此処に柿紅葉、白膠木紅葉、山紅葉が眼ざましく栄える。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
白膠木の皮の燃える香気と共に、護摩の儀式が、やがてこの霊場を荘厳にした。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
護摩の儀式も廃されて、白膠木の皮の燃える香気もしない。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
端座してしずかに庭のほうを眺めやると、築山の下に大きな白膠木のもみじがあって、風が吹くたびにヒラヒラと枯葉を飛ばす。
— 御代参の乗物 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
いままで洋服箪笥のあった壁の上に、芽出しの白膠木の葉繁みがレースのような繊細な影を落しているのが、なぜかひどく斬新な感じがした。
— 久生十蘭 『肌色の月』 青空文庫
作例 · 標準
秋になると、山道には白膠木の紅葉が美しく彩る。
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白膠木の樹液は、昔から薬として利用されてきた。
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庭に白膠木の木を植え、季節ごとの変化を楽しんでいる。
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