打ち櫂
うちがい
名詞
標準
type of oar
文例 · 用例
」「すると、こちらの追分とはどうちがいます。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
十一時の汽車で帰庵、うちがいちばんよい(といふことは防府が私をひきとめるだけのものを持つてゐないといふことだ)。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
」 と言う彼女の話によると、パリの真ん中に、未だ石油ランプを使っているうちがいくらでもあるんだそうだ。
— 大杉栄 『日本脱出記』 青空文庫
より遠い前線というちがいしかなかった。
— 宮本百合子 『世界の寡婦』 青空文庫
大正十五年二月には婦人参政建議案が衆議院で可決され、昭和二年の全国高等女学校長会議で、婦選問題が討議されたという事実は、今日の議事題目とくらべて何というちがいであろう。
— 宮本百合子 『女性の歴史の七十四年』 青空文庫
何というちがいでしょう。
— 宮本百合子 『鉛筆の詩人へ』 青空文庫
この重大な時期に民主主義文学運動の中軸としての労働者階級としての文学は、小市民をふくむ一般勤労者の文学とどうちがい、どのような方向をもつべきかということが明瞭にされなければならなかった。
— 宮本百合子 『五〇年代の文学とそこにある問題』 青空文庫
一定の成功を示しているか、それともまだ緒についたばかりであるか、というちがいはあるにしろ、こんにち、人民生活の独立と自由と平和をねがって、文学もその心の叫びとし、行動と信じている人々の間で、同人雑誌は、少くとも在来の文壇とジャーナリズムの上に「老舗」たらんとする「文壇の登龍門」や「道場」ではない。
— 宮本百合子 『しかし昔にはかえらない』 青空文庫
作例 · 標準
例句