平家
ひらや
名詞頻度ランク #19361 · 青空 2464 例
標準
bungalow
文例 · 用例
さても此浦は平家の一門果て給ひたる所なれば痛はしく存じ、毎夜此磯邊に出でて御經を讀み奉り候。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
日本の歴史の恐怖時代といふべき、平家の末路から、鎌倉の執権政治にかけて、悲壮なる運命劇は、何故か東海道の河畔で演ぜられたのが多い、承久の乱に鎌倉に囚はれて、東下りの路すがら、菊川の西岸に宿つて、末路の哀歌を障子に書きつけた中御門中納言宗行卿もさうである。
— 小島烏水 『天竜川』 青空文庫
クラブの建物はいつか覗いてみた朝霞村のなどに比べるとかなり謙遜な木造平家で、どこかの田舎の学校の運動場にでもありそうなインテリ気分のものである。
— 寺田寅彦 『ゴルフ随行記』 青空文庫
当時、私はタージ・マハール・ホテルに止宿する商用の旅を彼地につづけていたのであったが、M物産の主任S氏の紹介で宿を赤丸平家の倶楽部に移すと同時に彼地の日本人に紹介されるのであった。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
――貴方がおわらいになるのも無理もないのですが、しかし赤丸平家は日本の独身者の集合所なのです。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
赤丸平家に帰ってからもいたずらに空中に聳える時計台の白い針のみが部屋の窓に侵入して私をいらいらさせた。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
日本の家屋が木造を主として発達した第一の理由はもちろん至るところに繁茂した良材の得やすいためであろう、そうして頻繁な地震や台風の襲来に耐えるために平家造りか、せいぜい二階建てが限度となったものであろう。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
そしてその地図に入間郡「小手指原久米川は古戦場なり太平記元弘三年五月十一日源平小手指原にて戦うこと一日がうちに三十余たび日暮れは平家三里退きて久米川に陣を取る明れば源氏久米川の陣へ押寄せると載せたるはこのあたりなるべし」と書きこんであるのを読んだことがある。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
作例 · 標準
老後の暮らしを考えて、階段のない平家の住宅に建て替えることにした。
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その静かな村には、昔ながらの茅葺き屋根の平家がいくつも残っている。
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庭付きの小さな平家で、愛犬と一緒にのんびりと過ごすのが私の夢だ。
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