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職田

しょくでん異読 しきでん
名詞
1
標準
land given to high-ranking government officials (ritsuryō system)
文例 · 用例
国事を言つたために謹慎を命ぜられ、伏見宮|家職田中氏にあづけられた。
森鴎外 津下四郎左衛門 青空文庫
産所は恐くは算所に可有之、類聚三代格に神崎郡に算博士の職田を置かれし事見え候。
喜田貞吉 俗法師考 青空文庫
算博士の職田と算所との関係は、算所が広く各地に散在していることを併せ考えるだけでも到底首肯しがたいが、サンジョのサンを算博士のサンに解する点においては、上記の如く柳田君もすでに賛意を表されているのである。
喜田貞吉 俗法師考 青空文庫
ところでこの位田|職田の一町は、収入として幾何の額を意味するか。
和辻哲郎 日本精神史研究 青空文庫
この規定は、位田職田が実際に田を給うのであって、単に抽象的に町穫稲あるいは町租を単位とする俸給を意味するのでないことを示している。
和辻哲郎 日本精神史研究 青空文庫
『義解』はそれに注釈して、「例へば中国守、職田二町、稲に准じて一千束(五十石)に当たる。
和辻哲郎 日本精神史研究 青空文庫
この解によれば職田一町とは直ちに町穫稲の全部、米二十五石を意味するのである。
和辻哲郎 日本精神史研究 青空文庫
しかもこの地方官の職田は「交代の以前にすでに苗を種えつけた場合はその収穫が前の人の収入となり、また前の人が自ら耕して苗を植えるばかりにしてまだうえていない場合には、後の人がその耕料を担う。
和辻哲郎 日本精神史研究 青空文庫