門風
メンフォン
名詞
標準
seat wind
文例 · 用例
だん/\と時化てきた、風が強く雨がふりだした、びつしより濡れたけれど、関門風景がよろしい。
— 大田から下関 『行乞記』 青空文庫
関門風景はよろしい、なつかしい、ゆつくりと歩く、ぼつり/\句もできる、おもひでの感慨多少。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
風呂といつても、田舎の風呂は、五右衛門風呂といふ、ひとりしかはいれない桶のやうな風呂である。
— 新美南吉 『耳』 青空文庫
宵に入った五右衛門風呂には新しい湯が沸いていた。
— 田中貢太郎 『立山の亡者宿』 青空文庫
お種はその果樹園の中を通って往き、裏の馬小屋と雪隠の境にたてた五右衛門風呂の口で、前に来ている三人ばかりの人の順じゅんに入るのを待っていた。
— 田中貢太郎 『蟹の怪』 青空文庫
太一は五六日前に隣の五右衞門風呂で病氣が起つて踏板を踏み外して足のうらへ五十錢銀貨位の火膨れが出來たとかで變な歩きやうをしながら今日も落花と毛蟲の糞との散らばつた庭に立つて栗毛蟲を叩いて居る。
— 長塚節 『芋掘り』 青空文庫
旦那は村で五衛門風呂と言はれてゐる大釜へひたり、後頭を釜の縁にかけ、両眼をつむり『ふん、ふん』と鼻の先を鳴らしながら、一人一人から村の状勢をきいてゐた。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
風呂は五右衛門風呂であつた。
— 田山花袋 『耶馬渓の一夜』 青空文庫
作例 · 標準
麻雀で、自分の門風が自風と重なると役牌となる。
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初めて麻雀を覚える時、門風の概念が少し難しかった。
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彼は配牌を見て、自分の門風が有利かどうかを判断した。
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