露岩
ろがん
名詞
標準
bare rock
文例 · 用例
コルを見下ろすと、とてもビバークできそうなところなどないので、一〇〇メートルほど上の露岩の下に、急雪面に穴を掘ってツェルトを被った(一七・四〇)。
— 松濤明 『春の遠山入り』 青空文庫
丸山を越えると大沢岳、この峰頭は露岩が多くていい気分である。
— 松濤明 『春の遠山入り』 青空文庫
最後のちょっとした岩場を攀じ、露岩を縫って緩慢に歩を運び、四時十五分ようやく大赤石の頂上に立った。
— 松濤明 『春の遠山入り』 青空文庫
岩山の魁たるものという意味でイハツチと呼ばれた、それは勿論頂上附近の露岩から導かれたものに相違ないであろう。
— 木暮理太郎 『二、三の山名について』 青空文庫
頂上から肩のあたりへかけて何処にもこれという程の露岩がある訳でもなく、例の如く短い木本や笹が生えているのみなるにも拘らず、山勢頗る峭抜して恐ろしく引緊った感じを与える。
— 木暮理太郎 『利根川水源地の山々』 青空文庫
会津方面で呼ぶニウ岩というのも、つまり此頂上の露岩の形に起因する名称であろう。
— 木暮理太郎 『利根川水源地の山々』 青空文庫
三角点から下りに向うと、尾根は急に痩せて、露岩の壁面が霧の中へ続いている場所もあった。
— 木暮理太郎 『利根川水源地の山々』 青空文庫
私の考では、平ヶ岳と剣ヶ倉山との間は、露岩などもあって、利根川左岸の山脈中では珍らしいし、藪も左程深くないから縦走するも悪くはあるまい。
— 木暮理太郎 『利根川水源地の山々』 青空文庫
作例 · 標準
険しい登山道にはゴツゴツとした露岩が点在しており、足元に十分注意して進む必要があった。
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地質調査のチームは、山の斜面に露出している露岩から地層のサンプルを採取した。
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その庭園は、苔むした露岩を巧みに配置することで深い趣を醸し出している。
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