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賊党

ぞくとう
名詞
1
標準
文例 · 用例
もう一方の窓の上の壁には、人民から強奪、強姦して国を売る張作霖の漫画と、共産党とソヴェートロシアを、「共産賊党」「赤色帝国主義」と称しているポスターが、電燈の陰影の背後に、ボンヤリと並んでいた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
山賊・海賊は他領押両(領)の大賊党に比せず。
大賊小賊・名誉の悪党 時勢と道徳観念 青空文庫
悪勢魔法ヲ以テ種々ノ奇術ヲ施シ、盛夏ニ雪ヲ降ラセ、或ハ火ヲ雨ラセ、王軍ヲ悩マス数々ナレバ、御進撃被遊、岩代国火打岳ヨリ神風ヲ起シ、御征伐ナシケレバ、悪勢通力ヲ失ヒ、一日ヲ不出シテ撲滅シ、賊党四方ニ敗走スト。
木暮理太郎 尾瀬の昔と今 青空文庫
六 そんな凶兆のあるたびに、黄巾賊の「蒼天スデニ死ス――」の歌は、盲目的にうたわれて行き、賊党に加盟して、掠奪、横行、殺戮――の自由にできる「我党の太平を楽しめ」とする者が、ふえるばかりだった。
桃園の巻 三国志 青空文庫
都の弱兵などに負けてたまるか」 と、威を張り、陣を備えて、賊党とはいえ、なかなか侮りがたい勢いだった。
草莽の巻 三国志 青空文庫
短兵急に押し詰めると、いわゆる破れかぶれとなって、思慮にとぼしい呂布のこと、どんな無謀をやるかもしれません」 呂虔も、程※の意見、しかるべしと賛同して、「呂布の立場になってみると、今はただ臧覇、孫観などの泰山の賊党がたのみであろうと思われる。
草莽の巻 三国志 青空文庫
どうしてあんな一定の領地も持たない漂泊の賊党などに組しておるのですか。
孔明の巻 三国志 青空文庫
首の髻には、赤い絹が結い付けてあり、「賊将源義仲」とか「賊党今井四郎兼平」とかおのおのの姓名が書きつけてある。
吉川英治 随筆 新平家 青空文庫