鱚
きす異読 キス
名詞
標準
sillago (any fish of genus Sillago, esp. the Japanese whiting, Sillago japonica)
文例 · 用例
俗に鱚の字を以てきすと訓ず。
— 幸田露伴 『鼠頭魚釣り』 青空文庫
鱚の字は字典などにも見えず、其拠るところを知らず。
— 幸田露伴 『鼠頭魚釣り』 青空文庫
鱚、魴身魚、目張魚、藻魚、合せて七百|籠。
— 泉鏡花 『海神別荘』 青空文庫
鱚、魴※、鯒、あいなめ、目ばる、藻魚の類合せて七百籠。
— 泉鏡花 『海神別荘』 青空文庫
贋ひ玉、鱚も、メロンも、 どこの子も耳のお化けだ。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
甘鯛、いとより鯛、魴※の濡れて艶々したのに、青い魚が入交って、鱚も飴色が黄に目立つ。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
そら、お前さんが鯔を一尾、鱚を二尾、そうだ鰹の小さいのを一尾、取りに来たでしょう。
— 海坊主 『半七捕物帳』 青空文庫
ずいぶんとんがった顔で、鱚または※に類していた。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
作例 · 標準
「砂浜から投げ釣りをしていると、銀色に輝く立派な鱚が二匹同時にかかった。」
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「揚げたての鱚の天ぷらは、サクサクとした衣の中から上品な白身の甘みが広がる。」
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「刺身にするには少し小ぶりだが、この鱚なら塩焼きにして丸ごと食べるのが一番美味い。」
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「『今日の鱚は型がいいねえ』と、魚屋の親父が氷の上に並んだ魚を指さして自慢げに言った。」
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