おどろおどろしい
おどろおどろしい
形容詞頻度ランク #44549 · 青空 32 例
標準
eerie
文例 · 用例
何と云っていいか分らないが、妙にきらきら明るくていて、それで陰気なおどろおどろしい景色である。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
おどろおどろしい雨の中に、遠く山を隔てた隣国の都と思うあたり、馳違う人の跫音、ものの響、洪水の急を報ずる乱調の湿った太鼓、人の叫声などがひとしきりひとしきり聞えるのを、奈落の底で聞くような思いをしながら、理学士は恐しい夢を見た。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
クルックスベリの丘の肩あたり、道の盛り上がったところからは、おどろおどろしい館が取り囲む楢の老木から突き出しているのが見て取れる。
— THE ADVENTURE OF THE SOLITARY CYCLIST 『自転車乗りの影』 青空文庫
見てまいれ」 主人の言い付けで、織部清治は法性寺へ出向いてみると、阿闍梨はその怨念が鼠になったとか伝えられる昔の三井寺の頼豪のように、おどろおどろしい長髪の姿で寝床の上に坐っていた。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
デジタルICの一種として冷静に学んでいけばよいものを、おどろおどろしいブラックボックスに仕立ててしまうのではないかと思えてならなかった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
しかし、そのうち水門が開かれて、滝流しの浴衣を着た与茂七が現われると、舞台は陰惨の極から、華麗の頂辺に飛び上り、まさに南北特有の生世話だんまり、あのおどろおどろしい声や、蒼白い顔や、引き包まんばかりの物影などは、とうに昔の夢と化して、どこかへ飛び去ってしまうのだった。
— 小栗虫太郎 『人魚謎お岩殺し』 青空文庫
見るさえおどろおどろしいばかり。
— 日高川 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
地境の端から草地になり、その向うに、おどろおどろしいばかりに壊え崩れた土塀を廻した古屋敷。
— 萩寺の女 『平賀源内捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
何と云っていいか分らないが、妙にきらきら明るくていて、それで陰気なおどろおどろしい景色である。
標準
exaggerated
作例 · 標準
この言葉の定義は「exaggerated」である。
「exaggerated」という意味で使われることが多い。
exaggerated」という概念は重要だ。
その出来事は「exaggerated」の良い例だ。