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竹取

たけとり
名詞
1
標準
文例 · 用例
帝展以外の方面もひっくるめてやっと思い出しのが龍子の「二荒山の絵巻」、誰かの「竹取物語」、百穂の二、三の作、麦僊の「湯女」などがある。
寺田寅彦 帝展を見ざるの記 青空文庫
思い思いのことを主張する弁論を女院は興味深く思召して、まず日本最初の小説である竹取の翁と空穂の俊蔭の巻を左右にして論評をお聞きになった。
絵合 源氏物語 青空文庫
竹取の老人と同じように古くなった小説ではあっても、思い上がった主人公の赫耶姫の性格に人間の理想の最高のものが暗示されていてよいのです。
絵合 源氏物語 青空文庫
赫耶姫は竹取の翁の一つの家を照らすだけの光しかなかったようですね。
絵合 源氏物語 青空文庫
安部の多が大金で買った毛皮がめらめらと焼けたと書いてあったり、あれだけ蓬莱の島を想像して言える倉持の皇子が贋物を持って来てごまかそうとしたりするところがとてもいやです」 この竹取の絵は巨勢の相覧の筆で、詞書きは貫之がしている。
絵合 源氏物語 青空文庫
「俊蔭は暴風と波に弄ばれて異境を漂泊しても芸術を求める心が強くて、しまいには外国にも日本にもない音楽者になったという筋が竹取物語よりずっとすぐれております。
絵合 源氏物語 青空文庫
例えば昔の竹取物語とか、太平記とかを見ると、いろいろな人間が出て来るがみんな同じ人間のようであります。
夏目漱石 文芸の哲学的基礎 青空文庫
その他「土佐日記」、「伊勢物語」、「竹取物語」、「今昔物語」など注目すべき作品は頗る多い。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫