何処いら
どこいら
代名詞
標準
where
文例 · 用例
わからん……そうかそうか……そんならその女に金を貰うたのはどこいらか教えてくれんか……エエ……コラ……どこで貰うたんか……今、お前が左手に握っている……その金を……」 昂作は白いホコリにまみれた左手の拳をソロソロと開いて見た。
— 夢野久作 『童貞』 青空文庫
」「どこいらか知ら。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
「晴れて、小歌島がよく見えますこと」「そうですね」「あの向島の、一等高い尖った山何と申しましたっけ」「高見山って言うんです」「そう高見山……お嬢さま、うちの茶園はどこいらにあたりましょう」 鶴子は立って、端に出て来て指さした。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
「※さんのお店はどこいらか知ら」 支那人の召使が私に言った。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
どこいらだろうな」「そうさなあ。
— 夢野久作 『難船小僧』 青空文庫
どこいらかなあ」 といったような会話がよく甲板の隅々で聞こえた。
— 夢野久作 『難船小僧』 青空文庫
六分儀なんかまるで役に立たねえそうだ」「どこいらだろうな」「……サア……どこいらだろうな」 コンナ会話が交換されているところへ、老人の主厨が飼っている斑のフォックステリヤが、甲板に馳け上って来ると突然に船首の方を向いてピッタリと立停まった。
— 夢野久作 『難船小僧』 青空文庫
「君が案じるって、敢然と僕の誘惑を拒けたよ」「ふうん」 先立って門を入りながら、幸子は、気よく、少し極りわるそうに首をすくめ、「――今どこいら歩いているだろうと思ってたら、自分も出たくなっちゃった」 茶を飲みながら、朝子は大平が往来で提議したことを話した。
— 宮本百合子 『一本の花』 青空文庫
作例 · 標準
どこいら辺りまで行けば目的地に着くかな?
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明日の集合場所は、大体どこいらになるんだろう?
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昔住んでいた町は、今どこいら辺りが変わったかな。
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