厭悪
えんお
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
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文例 · 用例
其歌詞曲譜ともに卑弱哀傷、人をして厭悪の感を懐かしめた。
— 幸田露伴 『震は亨る』 青空文庫
色々考えると厭悪な心地がして来た。
— 国木田独歩 『竹の木戸』 青空文庫
彼の信心がほんものでないことを知り、同行に値いしないことが解り、彼に対して厭悪と憤懣との感情が湧き立ったけれど、私はそれをぐっと抑えつけて黙っていた。
— 種田山頭火 『物を大切にする心』 青空文庫
自分の才能を、全人格を厭悪した。
— 太宰治 『女人創造』 青空文庫
噫人生を厭悪するも厭悪せざるも、誰か処女の純潔に遭ふて欣楽せざるものあらむ。
— 北村透谷 『処女の純潔を論ず』 青空文庫
僕は厭悪と多少の畏怖とを以てこの子を見て通るのであった。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
彼が熱して来れば来るほど、僕の厭悪と恐怖とは高まって来る。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
――左う思ふと私は返つて今更の如くトシの魅力を明らさまにさせられるやうだつたが、それは私にとつてはやはり飽くまでも客観的のもので、私は久しい前からの自分の「女人厭悪症」とでも云ふべき頑迷な固疾から追はれてはゐない思ひが、奇妙に嘆かはしかつた。
— 牧野信一 『二日間のこと』 青空文庫
作例 · 標準
彼は裏切りに対して深い厭悪の念を抱いていた。
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彼女は不正や虚偽を厭悪する、潔癖な性格の持ち主だ。
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その政治家の汚職事件は、国民の強い厭悪を招いた。
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カブトムシの姿に、子供は顔をしかめて厭悪を示した。
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