斎垣
いがき異読 いかき
名詞
標準
fence around a shrine (or other sacred area)
文例 · 用例
鸚鵡の持ち主はどんな女だか知らないがきっと、海山千年の女郎だろうと僕は鑑定する。
— 国木田独歩 『あの時分』 青空文庫
「どうもせいがきれていけない。
— 宮沢賢治 『税務署長の冒険』 青空文庫
もしこの願いがきいてもらえないとすれば、そりゃあ、まったく不公平というものだ。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『雪だるま』 青空文庫
マダムはお辞儀をしてから、青扇にかくすようにして大型の熨斗袋をそっと玄関の式台にのせ、おしるしに、とひくいがきっぱりした語調で言った。
— 太宰治 『彼は昔の彼ならず』 青空文庫
いねむりのじゃまをした子どもたちを、さむらいがきりころすと思ったのです。
— 新美南吉 『飴だま』 青空文庫
しかも、その結いがきの中には、まぎれもなく六体の地蔵尊が見えるのです。
— 開運女人地蔵 『右門捕物帖』 青空文庫
――同時になにか悶えるような息遣いがきこえたかと思うと、小女の花簪が、リンリンとかすかに鳴った。
— 佐々木味津三 『山県有朋の靴』 青空文庫
」 ぽつりと声が切れたかと思うと、しばらくうしろで新兵衛の荒い息遣いがきこえていたが、やがてばたばたと駈け出した足音があがった。
— 佐々木味津三 『山県有朋の靴』 青空文庫
作例 · 標準
厳かな雰囲気の中、朱塗りの斎垣が悠然と社殿を囲んでいた。
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老朽化した斎垣の建て替えは、神社の維持管理において重要な事業である。
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古文書を紐解くと、この地域の氏神様の斎垣が幾度も修復されてきた経緯が記されている。
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斎垣の内側は神聖な領域とされ、一般の参拝者は立ち入ることができない。
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